共に研さんし地域発展に寄与 坂下組勇進会の創立50周年記念式典 未来へさらなる飛躍誓う

【名寄】

株式会社坂下組勇進会(山形典孝会長)の創立50周年記念式典が、24日午後6時からホテル藤花で行われ、記念の節目を祝い合うとともに、同会加盟の協力業者のさらなる結束強化と未来への飛躍を誓った。
勇進会は、株式会社坂下組(坂下光春代表取締役)の社員と、協力業者10社で1973年5月に発足。現在は会員業者21社で組織。各種建設工事を手掛けるとともに、独自で安全衛生大会を開催するなど、加盟業者が無事故・無災害に努めるとともに、親睦交流を図っている。
式典は、実行委員会(村山聡実行委員長)を組織して行われ、会員ら約30人が出席。
山形会長が「50周年と言葉では簡単に言えるが、さまざまな問題や幾多の困難を乗り越え築いてきたことと考える。若いメンバーで、さらに素晴らしい会へ育んでくれることを期待する」と挨拶。
坂下代表取締役が「会設立当初、仕事は有り余るほどあったが、良い時代は長続きせず鈍化してきた。しかし、建物や道路の傷みなど、住人がいる以上、仕事の切れることはないのも事実で、建設に関するわれわれは立ち止まることはできない。今後も平坦な道のりではないが、ニーズに応えられるよう、共に努力、研さんし、地域の発展に少しでも寄与したい」と述べた。
山形会長から歴代勇進会長に感謝状が贈呈。感謝状を受け取った9代目勇進会長の高橋伸典さんが「皆さまに支えられ、勇進会、坂下組が共に発展できたからこそ、50周年を迎えることができたと思う。協力会社の発展には若い方々の支えが必要。坂下組、勇進会ともに100年を目指して歩んでいただきたい」と謝辞を述べた。
祝賀会では出席者同士が、これまでの歩みを振り返りながら話に花を咲かせ、会のさらなる発展に願いを込めた。