初出場で全国への切符つかむ 名寄中の大森さん、山下さん 名寄市バレー協会「名寄OHANA」所属 ビーチバレーU15道予選で準優勝

【名寄】

全日本ビーチバレーU15選手権に出場する
大森さん(左)と山下さん

 名寄市バレーボール協会「名寄OHANA」に所属している名寄中学校3年の大森心さんと同校1年の山下しずくさんペアは、7月にいわないマリンビーチ(岩内郡共和町)で開催された「第5回全日本ビーチバレーボールU15選手権大会北海道ブロック予選会(2人制)」に出場し、準優勝に輝いた。2人は8月23日から愛知県で開催される全国大会に出場する。
 同予選会は北海道バレーボール協会の主催。道内各地から16チームが出場した。
 トーナメント形式で対戦(21点1セットマッチ)し、大森さん・山下さんのチーム「名寄OHANA」は、初戦で「TEAM HIDAKA2」を21―11、2戦目で「TEAM HIDAKA1」を21―20、準決勝で「苫小牧VC!MK」を21―17で破り決勝へ。決勝では「TEAM HIDAKA3」と対戦し、18―21で惜敗した。
 「名寄OHANA」は準優勝となったが、全国大会に出場がない都道府県があった場合、他ブロックから補填するルールがあるため、秋田県代表の代理として、道ブロック準優勝「名寄OHANA」が選出され、ビーチバレー道ブロック予選初出場にして、全国大会への出場が決まった。
 2人は日頃、名寄中学校バレーボール部(部員13人)に所属し活動。
 体育館での通常のバレー練習や、名寄西小グラウンドでの屋外練習のみで、ビーチでの練習はほぼないまま、道ブロック予選に挑戦した。
 ビーチバレーを始めたきっかけで、山下さんは、6人制バレーの中でビーチバレーの経験が生かされるのではないかと思い始めたとのこと。ビーチバレーの魅力として、「風の影響や砂のことなども考えながらプレーするところが面白いです」と話す。
 初のビーチバレー大会を経験し、「同じバレーボールなので、違和感なくプレーできました」と話す。
 全日本ビーチバレーボールU15選手権大会(日本バレーボール協会、日本ビーチバレーボール連盟などの主催)は、8月23、24の両日に愛知県碧南市で開催。都道府県代表と開催地枠を含め、男女各48チームが出場予定。
 チームを代表して山下さんは、「全国大会は初めての経験で、とても緊張していますが、出場できてうれしいです。1ゲームでも多く試合ができればと思っています」と抱負を語る。

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