【名寄】
名寄市児童センター(柴野武志館長)の節分行事「まめまき」が、 3日午後1時半から同センターで開かれた。
行事には、幼児も含めて多くの子どもたちが参加。柴野館長が挨拶した後、原田多美子さんが紙芝居「おにはそと ふくはうち」を読み聞かせした。
続いて、豆を入れるための「三方(さんぽう)」を手作り。正方形にカットしたさまざまな色柄の包装紙を利用し、手順通りに折って完成させた。
「みんなで節分ゲーム」では、鬼にちなんで、手作りのこん棒2本で新聞紙を丸めた玉を挟んで運んだり、手作りの鉄砲で鬼の的に当てたり、箱にボールを入れるなど、親子で一緒に楽しむ姿も見られた。
また、節分の由来やクイズを出題。赤鬼は「欲深く何でも欲しがる鬼」で、豆をぶつけて自分の中の悪い心がなくなること、青鬼は「悪意や憎しみ、怒りの鬼」で、追い払って幸福や利益がやってくることなどを解説した。
豆まきでは、赤鬼、青鬼に扮(ふん)した職員が現れると、子どもたちは豆を模した紙製の玉を勢いよくぶつけて、鬼を追い払っていた。
福の神が登場し、「福のおすそ分け」で菓子を受け取り、笑顔を見せていた。