【名寄】
加藤剛士市長の定例記者会見が、6日午前11時から市役所名寄庁舎で開かれた。
会見で加藤市長は、昨年に引き続いて今年も冷凍大福「なまらもちもち!なよろ大福」を販売すると公表した。
この大福は、小豆研究で著名な名寄市立大学の加藤淳副学長と、その研究成果を商品開発などに生かしている大手食品メーカーの井村屋との連携により、コラボ商品として開発したもの。また、同大学の加藤ゼミ(食品開発研究室)の栄養学科生も開発に携わった。
主原料となるもち米は名寄産の「風の子もち」、小豆は道産の「きたろまん」、カボチャも名寄産など道産の原料を使用しており、素材を生かした味が特徴だ。
昨年は、旭川以北のローソンや道央エリアのファミリーマートなどで、約1万9千個の数量限定で販売された。
会見に同席した井村屋株式会社関東支店北海道営業所の渡邉尚哉所長は「昨年が大好評だったことから、今年も販売させていただくことにした。昨年は道内のみだったが、今年は関東エリアの生協宅配でも販売する。道内は、道北エリアのセイコーマート、イオン、マックスバリュ、コープさっぽろの店頭で販売する」と説明。
価格は300円から400円程度で、昨年と同様、約1万9千個の数量限定になるとのことで、「多くの人に買って食べていただきたい」とPRした。
加藤市長は、昨年11月から運用開始となった名寄市電子地域通貨「Yoroca(ヨロカ)」の観光客向けトラベルカードが、北国博物館と市立天文台で販売開始になったことも報告した。
このカードは、千円の電子マネーが入った使い切り型(このカードでの再チャージはできない)のギフトカード。
贈答品やお土産、記念品などに利用できるもので、デザインは、名寄の特徴でもあるキマロキの写真と星空の写真、焼いた餅を置いた皿の上で羽を休めるシマエナガの3種類。
キマロキカードは博物館、星空カードは天文台、シマエナガは両施設で販売しており、加藤市長は「市内外の人たちに、ぜひ購入していただきたい」と話している。
この他、10日から12日まで旧豊西小学校グラウンドで開催される「第72回なよろ雪質日本一フェスティバル」。10日と11日に風連地区仲町会場で開催の「第40回ふうれん冬まつり」。11日と12日にピヤシリスキー場となよろ健康の森で開催される「第8回スペシャルオリンピックス冬季ナショナルゲーム」への来場も呼びかけた。