北の天文字焼き 燃材調達、人手不足など課題 事務局スタッフを募集中 2月7日「太陽の丘」に点火 協賛金・寄付金の協力呼びかけ

【名寄】

北の天文字焼き2026の開催を
PRするポスター

 「北の天文字焼き2026」(横澤博実行委員長)が、2月7日午後6時から市内旭東の通称「太陽の丘」に点火される。今年で通算35回目を迎えるイベントだが、燃焼木材の調達、事務局メンバーの減少・高齢化などにより、厳しい運営状況となっており、事務局スタッフの募集や協賛金・寄付金の支援を呼びかけている。
 「北の天文字焼き」は、1989年にスタートした郷土の火祭り。2011年で一時休止されたが、14年2月に復活。17年にはギネス世界記録に挑戦し、燃焼装置(ドラム缶)の数(270個)で火文字の大きさ世界一に認定された。
 新型コロナ感染症拡大により21年は中止となったが、22、23の両年は感染症拡大防止に考慮し、作業に携わる人員を縮小。ドラム缶18個を用いて、星座のように「天」の文字を描くなど工夫して実施。24年からは270個を配置したフルバージョンで行われ、地域のイベントとして定着している。
 横澤委員長によると、イベント開催に当たっての実行委員会体制は、2部構成で、1部は事務局部門として企画・資金調達・PRなどを担当。2部は山(燃焼)担当部門で、燃焼木材の調達と燃焼作業に関わる人員の確保を含む全般の作業を担当。横澤委員長は「2部ともに問題を抱えながら、問題をクリアしてきた」とする一方、さまざまな課題が浮き彫りとなってきている。
 1部では事務局メンバーの高齢化(病気など)や、市外転出・廃業などによりスタッフの減少が著しいとのこと。横澤委員長は「特に協賛金の集金作業やポスター配布などの面で人手が不足している状況。そのため、今後イベントを継続していくため、事務局スタッフを募集することとした」と説明。
 2部では、燃焼木材の調達に重大な問題が発生。横澤委員長は「前回まで、燃焼材は二つのルートで調達。一つは建設業者(1社)のご協力で、燃焼木材520袋の約半分を、格安で提供していただいていたが、廃材のくぎ抜き作業などによる人件費負担や、燃焼場所までの運搬作業も燃料価格高騰により経費が増大するなど、本年度の開催からは提供いただけなくなった。建設業者さんのご苦労を知り、あらためてここ10年以上のご協力に感謝の気持ちでいっぱい」という。
 また、実行委員会スタッフが、燃焼材の半分を製作してきたものの、体調不良で製作作業が難しくなってきているという。
 2月の天文字焼きでは、燃焼材のストックがあり、開催に必要な個数は確保できているとのこと。しかし、来年度以降については、燃焼材を販売業者から購入することになると50万円前後となり、横澤委員長は「予算的には、最低でも30万円は不足することが予想される」と話す。
 本年度の実施に当たって、横澤委員長は「経費節減に取り組むとともに、協賛金・寄付金の支援・協力を仰ぎながら、開催に向け準備を進めたい」と説明。事務局スタッフを募集するとともに、「ご支援いただける場合には、お振り込みいただければ幸いです。よろしくお願いします」と呼びかけている。
 寄付金の振込先は次の通り。
 ▽北星信用金庫本店 口座番号・普通1196281、口座名義・北の天文字焼き実行委員会

名寄新聞の購読をご希望の方は以下のお電話・FAXまたはメールからお願いいたします。
※地方発送も承っております。お気軽にお問い合わせください
購読料:1,980円(1ヶ月)
TEL:01654−2−1717
FAX:01654−3−2181
MAIL:web-regl@nayoro-np.com