【名寄】
名寄ピヤシリ剣道スポーツ少年団、風連剣道スポーツ少年団の団員が、18日に宗谷管内猿払村で開かれた「第16回猿払青少年剣道大会」に出場し、団体戦・小学生高学年の部で優勝するなど活躍を見せた。
同大会は、道北地域の剣道少年団剣士の技量向上や、少年団同士の交流を深めることを目的とし、宗谷、上川、オホーツク管内の各少年団から約200人が出場。団体戦、個人戦が行われ、いずれもトーナメント形式で対戦した。
団体戦小学生高学年の部(16チーム出場)では、先鋒・齋藤羽さん(風連中央小6年)、中堅・黒川巧真さん(名寄南小6年)、大将・浦島銀之助さん(同6年)が出場。全4戦し、決勝は稚内チームと対戦、2勝1分で優勝。
団体戦中学生の部(15チーム出場)は、先鋒・黒川宗一さん(名寄中2年)、中堅・城山蓮佳さん(風連中1年)、大将・渡辺悠羽さん(同中2年)が出場。決勝は稚内チームと対戦し、1敗2分で準優勝。
なお、団体戦低学年の部(17チーム出場)は3位・4位決定戦に臨んだが、敗れて4位となった。
個人戦中学女子の部(19人出場)で、城山さんが3位。小学生5・6年生の部で、齋藤さんが準優勝、浦島さんが3位。小学生1・2年生の部(15人出場)で、向井悠麿さん(名寄南小2年)が準優勝に輝いた。
団体戦を振り返り、中学生の部で大将を務めた渡辺さんは「うれしいですが、最後は大将の自分が敗れてしまい、とても悔しいです。次はもっと頑張りたいです」。
小学生高学年の部で大将の浦島さんは、「先鋒(齋藤さん)が、今大会の個人戦優勝の強敵に引き分け。その後、中堅(黒川さん)が2本を取ってくれたので、自分は落ち着いて試合に臨めました」と振り返る。
名寄、風連両少年団は、月曜日・木曜日は名寄スポーツセンターで、火曜日・金曜日は風連B&G海洋センターを会場に合同で練習。加えて、中学生については、2023年度から拠点校方式を取り入れ、全員が風連中剣道部に所属。毎週水曜日は風連中での練習にも励んでいる他、土曜日は有志が、名寄高校での練習にも参加している。
名寄、風連合同での練習について、団員は「練習相手がたくさんいることで、さまざまな攻め方など工夫して練習できます」と手応えを語る。
また、日頃の練習では選手のモチベーションを高めるため、昨年の大会で獲得した優勝旗を掲げて行っているという。
渡辺君は「次は個人戦、団体戦ともに優勝を目指したいです」とさらなる飛躍を目指すとともに、6月に名寄で開催される北海道名寄地方剣道大会に向けて稽古に励みたいと語る。
浦島さんは「6月の名寄大会も優勝を狙い、来年の猿払大会も再び優勝を目指したいです」と、気持ちを新たにしている。
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