名寄 リトムピアノ教室 黒嶋美羽さん金賞、本選へ 毎日こどもピアノコンクール宗谷地区予選 黒嶋飛来さん、薦田さや乃さん奨励賞

【名寄】

予選に出場した黒嶋飛来さん、黒嶋美羽さん、
薦田さや乃さん(左から)

リトムピアノ教室(市内西3南3、講師・遠藤ちゆきさん)の生徒たちが、21日に旭川市大雪クリスタルホール音楽堂で開かれた第43回毎日こどもピアノコンクール宗谷地区予選に出場。黒嶋美羽(みう)さん=名寄南小3年=が小学3年生の部で金賞となり、8月5日に札幌サンプラザコンサートホールで開かれる本選会への出場が決まった。また、黒嶋飛来(ひな)さん=同1年、薦田(こもだ)さや乃さん=同3年=が奨励賞を受賞した。
毎日新聞社が主催し、1982年から開催されている歴史あるピアノコンクールで、今年も7月から全道11カ所で地区予選を実施している。
宗谷地区予選は、旭川市を除く上川管内と留萌、宗谷管内が対象で、昨年までは美深町文化会館COM100で開催していたが、今年から旭川市大雪クリスタルホールに変更となった。
3人とも昨年から同コンクールに出場。予選では課題曲と選択曲を演奏した。
美羽さんは、課題曲でモーツァルト作曲の「アントレ」、選択曲でギロック作曲の「『子どものためのアルバム』よりウィンナーワルツ」を演奏。
5歳からピアノを習い始め、昨年は妹の飛来さんが本選会に選ばれて悔しい思いをしたとのことで「今年は絶対に本選に行きたい」と、4月から練習に励んできた。
初めてペダルを使う曲を選び、当日は苦戦するも堂々とした演奏を披露。「いつも弾いているピアノと違ってペダルが踏みにくかったけれど、体を前にしたら踏めるようになりました。音が出なかったところもありましたが、それ以外はしっかりできました」と振り返る。
選択曲は、滑らかに演奏する「スラー」などが指示されている箇所が多く、難しかったとのこと。本選会では予選と同じ曲目を演奏することになっており、「札幌の本選会では間違えずに演奏したいです。『スタッカート』(一音一音切り離して短く演奏)ができていなかったので、細かいところを完璧にして弾きたいです」と課題を踏まえながら意気込んでいる。
飛来さんは、課題曲でクリーガー作曲の「メヌエット」、選択曲でギロック作曲の「真夜中のふくろう」を演奏。「緊張してしまって、練習している時よりテンポが速くなってしまいました」。
薦田さんは課題曲でベーム作曲の「メヌエット」、選択曲でハイドン作曲の「カドリーユ ハ長調 作品番号10-6」を演奏。「音が出なかったところや、弾き直してしまったところもあり、緊張しました」と振り返った。
同教室では、ホールの響きを体感させるため、コンクールホールの響きを再現する装置を設置した空間で練習している。
遠藤さんは「ただ演奏するだけではなく、小さなうちから自分のピアノの音がどのように響いているのか、耳の訓練をすることにより、美しい音色で演奏できるようになった。本選の会場はクリスタルホールとは響きが異なるので、本選まで新たな挑戦に励んでほしい。奨励賞の2人は10月5日にエンレイホールで発表会があるので、今回の経験をもとに気持ちを切り替えて練習に臨んでほしい」と期待を込める。