名寄の夏を楽しく 17日まで「なよろひまわりまつり」 美しいひまわり畑が見頃

【名寄】

 道立サンピラーパーク内のヒマワリ畑を会場とした「なよろひまわりまつり2025」が、2日から17日までの日程で行われている。主催するなよろ観光まちづくり協会(栗原智博会長)によると、気温が高い日が続き、ひまわりの開花も早まっている状況。すでに見頃となっており、多くの来場を呼びかけている。
 「なよろひまわりまつり」は、毎年8月初旬のヒマワリ開花時期に合わせ開催しているイベント。名寄の代表的な観光資源となっているひまわり畑を、多くの観光客や地域住民に楽しんでもらい、交流人口拡大を図ることを目的としている。
 今シーズンは園内「風の丘」で、7月に種まき作業を実施。同月下旬からひまわりの花が咲き始め、8月4日現在で7分咲きとなっており、丘一面に、黄色いじゅうたんが敷かれたような光景が広がっている。連日、多くの観光客らが訪れ、ひまわりを間近で眺めたり、遊歩道を巡ったりするなど、にぎわいを見せている。
 ひまわり畑の中には歩いて散策できる遊歩道が設けられており、360度をひまわりに囲まれた状態で、写真撮影する観光客の姿も見られている。また、写真映えを狙い「ひまわりドア」や「NAYORO」の文字のオブジェも設置され、来園者の笑顔であふれている。
 また、「風の丘」の上部には展望台も用意。高さ約1・5mある展望台の上からは、眼下に広がるひまわり畑を一望。市内から訪れた主婦は「仕事が休みで、市外に住む孫が一度行ってみたい―と言っていたので来てみました。孫と一緒に、ひまわり畑のすてきな景色を楽しみたいです」と話していた。
 同まつり会場では、観光案内所やひまわり畑カフェも設置。好きなひまわりを摘み取って持ち帰ることができる「ひまわりラッピング」や、インスタントカメラでの記念撮影サービスも好評。
 売店では、同協会職員がデザインしたひまわり畑の絵がプリントされたオリジナルTシャツやトートバッグ、ご当地マグネット、名寄のひまわり畑をイメージして作った「なよろひまわりショコラクッキー」などを販売。また、かき氷や冷凍イチゴをスライスして練乳をかけた「削りいちご」なども用意され、人気を集めている。

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