【名寄】
名寄ピヤシリソフトテニス少年団(今尚文団長)所属の佐々木歩美さん(南小学校6年)が、全日本小学生ソフトテニス選手権大会北海道予選会で見事3位に入賞。2年連続の全国大会出場を決め、15日午後4時に市役所名寄庁舎を訪れた佐々木さんは、加藤剛士市長に喜びを報告した。
佐々木さんは、江別市にある大麻少年団の大塚しほりさん(6年)とのペアで出場。全道各地から集まった42ペアが14ブロック(1ブロック3ペア)の予選を行い、成績上位の8ペアが総当たりの決勝リーグで全国大会の出場権(上位4ペア)を争った。
佐々木・大塚ペアは3ペア総当たりの予選ブロックを2戦全勝で通過し、決勝リーグへ進出。昨年は5年生ながら準優勝の実績を残したことで警戒され、厳しい戦いに。結果、8位のペアに負けて取りこぼした試合があったものの、優勝ペアにストレート勝ちするなど5勝2敗の好成績を収め、見事3位入賞を果たし、8月1日から岡山県岡山市で開催される全日本選手権の出場権を獲得した。
名寄庁舎を訪れた佐々木さんは全道予選で「前回よりも順位が下がって残念だったが、今回も大塚さんとペアで試合できてうれしい。また、結果を出せるかどうかの不安もあったので、3位に入賞できてうれしい」と振り返り、全国大会に向けて「前回の経験を生かし、試合だけではなく、態度や姿勢にも気をつけて挑みたい」などと意気込みを語った。
今団長も「定例練習に励むとともに、北海道代表の強化合宿に参加して体力と技術の向上を図って全国大会でも頑張ってもらいたい」と話した。
報告を受けた加藤市長は「全国大会出場おめでとう」と健闘をたたえ、「3位の結果に納得していないかもしれないが、全国大会までの期間にしっかり練習して、本番ではベストを尽くして悔いの残らないよう頑張ってほしい」と激励した。
佐々木さんは今後、北海道選手団として強化合宿に参加して技術を磨くとともに、7月に東北研修大会と東日本大会にも出場して全日本選手権に向けてレベルアップを図る。