名寄大学吹奏楽団定期演奏会 多彩なジャンルの楽曲で、アンサンブルでも楽しませる

【名寄】

名寄市立大学吹奏楽団(神成優妃サークル長)の第14回定期演奏会が、9日午後5時からエンレイホールで開かれ、さまざまなジャンルの楽曲を披露するとともに、曲名当てクイズやアンサンブル演奏でも楽しませた。
同団は、市立名寄短期大学時代の1996年に創立。現在は学生44人が在籍しており、本年度は同団打楽器七重奏が第54回北海道アンサンブルコンテストで金賞。北海道代表として第46回全日本アンサンブルコンテストに出場、銀賞を受賞した。
ステージは3部構成で進行。第1部は今年の吹奏楽コンクールで演奏したF・レハールの「喜歌劇『微笑みの国』セレクション」など3曲を披露した。
第2部は「なんの曲でshow!」と題して曲名当てクイズ。曲の開始部分の「イントロドン」をはじめ、曲のサビ部分をリズムとベースだけ演奏する「このサビなーに?」、2曲を重ねて演奏する「この曲何と何?」。点数も設定され、楽しませた。
ステージの合間には、4年生団員やパーカッション、サックスのアンサンブル演奏も繰り広げられ、ムードを盛り上げた。
第3部は歌謡曲や映画テーマ曲を中心に演奏した。
「浪漫飛行」「愛は勝つ」「LOVE LOVE LOVE」など、1990年代のテレビドラマやCMなどの楽曲メドレー「ヒットソング・プレイバック90’s」をはじめ、同名映画のテーマ曲「戦場のメリークリスマス」「銀河鉄道999」、Adoの「新時代」などを披露した。
幅広いジャンルの楽曲を披露し、聴衆を魅了、温かい拍手が送られていた。