アザラシの赤ちゃん誕生 ノシャップ寒流水族館で成長中

元気な姿を見せるアザラシの赤ちゃん(水族館提供)

 ノシャップ寒流水族館で、ゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生。来館者の人気を集めている。

  誕生したのは12日の午後7時25分頃。母アザラシが出産の兆候を見せたため、飼育員が残業して待機していたところ、同時刻の見回りで生まれているのを見つけた。

  例年よりも1週間以上早い誕生。身体も一回りほど小さく見えるが健康状態には問題なさそうで、何度も出産を経験しているベテランのお母さんということもあり授乳も順調。同館のアザラシファン、通称アザラーの間では既に情報がまわっているようで「仕事の途中だったが、急いで自宅からカメラをとり水族館に来た」という人も。

  冬季開館中の出産に職員も「今年は白い産毛姿を長く見てもらえる」と喜んでいる。

     (金子栄次)