名寄孝蓮会 山本蒼依さんが初出場で優勝 山本悠愛さん準優勝 石狩川流れ節大会 中西雅さんも6位入賞で健闘

【名寄】

大会で活躍した蒼依さん、悠愛さん、
雅さん、亜紀さん(左から)

名寄孝蓮会(伊藤まさ子代表)に所属する山本蒼依さん(名寄西小学校4年)が、「第30回石狩川流れ節全国大会」の少年の部で見事、初出場で優勝を果たした。また、同じく初出場だった山本悠愛さん(同6年)が2位、中西雅さん(美深小5年)が6位、一般の部で中西亜紀さんが10位に入賞して活躍した。
同大会は7日に旭川市で開催。名寄孝蓮会からは、中学生までが対象となる少年の部(16人出場)に山本姉妹と雅さんの3人(全員初出場)、高校生から66歳までが対象の一般の部(41人出場)に雅さんの母親の亜紀さんが出場した。
蒼依さんは初出場で優勝の快挙。「緊張したけど、うまく唄うことができた。中学生も出場していて優勝できると思っていなかったので、びっくりしたけどうれしかった」と大会を振り返りながら笑顔で結果を喜んでいた。
悠愛さんは、成長期の影響で声の調子が良くなかったものの、唄はうまく唄えたとのことで、2位の好成績。だが、妹に負けて悔しい」と悔しさをにじませていた。
雅さんは6位に入賞して健闘。「うまく唄えたので、入賞できてよかった」と笑顔で話していた。
また、蒼依さん、悠愛さん、雅さんは、28日に全道大会(恵庭市)、8月に全国大会(東京都)を控えており、3人は「上位入賞を目指して頑張りたい」と力強く目標を話していた。
10位に入賞した亜紀さんは、石狩川流れ節全国大会は2回目の出場。初出場のときは入賞できなかったとのことで、「レベルの高い出場者が多い中で入賞できてうれしい」と喜んでいた。
孝蓮会は毎週金曜日の午後6時半から8時まで総合福祉センターで例会を開催して練習しており、伊藤代表は「興味、関心のある人は気軽に見学していただきたい」と話している。
問い合わせは伊藤代表(080-3185‐4441)まで。