【名寄】
一般財団法人名寄市スポーツ協会(吉田肇会長)の「第52回名寄市スポーツ愛好者の集い」が、14日午後6時からホテル藤花で開かれた。2024年度スポーツ表彰の授与式も行われ、7個人の長年にわたる活動や大会出場の功績をたたえた。
同集いは、コロナ禍による中止(スポーツ表彰授与式は実施)を経て4年ぶりに開催。
本年度の表彰受賞者は、スポーツ功労賞が松島佳寿夫さん(名寄テニス協会)、長野広靖さん(名寄地方スキー連盟)、小宮圭示さん(名寄地区サッカー協会)。
スポーツ賞が長谷川芽依さん(名寄地方スキー連盟)。
スポーツ奨励賞が林弘子さん(名寄グラウンド・ゴルフ協会)、茂利晶子さん(同)、菊池凜花さん(名寄地方スキー連盟)。
授与式では、吉田会長が「4年ぶりの開催ですが、皆さん若々しく、このまま元気で過ごしてほしい。少子化が問題となる昨今、学校スポーツでは部活動の取り組みが難しくなっており、中体連のスキー競技がなくなるという話も聞いている。この厳しい状況に、皆さんと力を合わせて対応しなければならない」と挨拶した。
続いて、各賞の受賞者に吉田会長から表彰状が贈られた。
来賓の加藤剛士市長は「名寄、風連のスポーツ協会統合に向けて議論している。法人化の礎を築いたことは大きな財産」。
中野秀敏道議会議員は「子どもたちが『取り組みたい』と思うことを、取り組ませてあげられる環境づくりに努力することが、われわれの責務」と挨拶した。
受賞者を代表して、松島さんが「賞をいただいて、うれしさをかみしめながらも恐縮している。今後も競技の発展に向けて努力していきたい」と謝辞を述べた。
藤田健慈名寄商工会議所会頭が祝杯を上げ、祝宴に入った。
松尾佳朋陸上自衛隊名寄駐屯地業務隊長が万歳三唱。スポーツ愛好者同士の交流を深めながら、競技の普及と発展を誓った。
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