名寄市社会福祉協議会 多彩なおもちゃや体験で 「バリアフリーおもちゃ博」 親子やボランティアと楽しむ

【名寄】

 2025年度ふれあい家族交流会「バリアフリーおもちゃ博inなよろ アソボーフェスタ」が、11月30日午前10時から名寄市民文化センターを会場に開かれた。さまざまなおもちゃや体験コーナーが用意され、親子とボランティアが一緒になって楽しんだ。
 名寄市社会福祉協議会(中島道昭会長)が主催。名寄市、名寄市立大学コミュニティケア教育研究センター、市内の福祉団体などで構成する同交流会実行委員会が実施主体となり、おもちゃのヨシダ(旭川市)が特別協賛、日本玩具協会が協力した。
 子どもたちや親子が障がい、性別などに関係なく、遊びを通して交流を深めることを目的に、2017年度から開催している。
 今年も市内外から多くの親子が来場。「列車・車コーナー」では「プラレール」や「トミカ」などが用意され、大いに人気を集めていた。
 また、ブロックおもちゃ「LaQ(ラキュー)コーナー」、ぬいぐるみや人形など多彩なおもちゃを取りそろえた「バラエティコーナー」、ラジコンカーの「ラジコンコーナー」が設けられ、楽しみながら思い思いに遊んでいた。
 さらに、アクアビーズやシールランドリーナを楽しめる「体験コーナー」、年齢や障がいに関係なく気軽に参加できる「ボッチャコーナー」、自分でお茶をたてて味わえる「茶道体験コーナー」も用意された。
 「親子deエクササイズ」では、発砲ゴム製の「スラックレール」を使用。その上を、バランスを保ちながら歩いた。
 名寄高校吹奏楽部が協力し、午前中はクリスマスにちなんだ楽曲を披露。午後から「楽器体験コーナー」を担当した。
 各コーナーでシールを受け取って4枚以上を集めると、景品がもらえるスタンプラリーも行われた。
 大勢の親子が訪れ、ボランティアと一緒に遊んだり、体験したりするなど、楽しいひとときを過ごした。会場には子どもたちの笑顔があふれ、にぎわいを見せていた。

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