【名寄】
名寄市社会福祉協議会(中島道昭会長)主催の「ふれあい家族交流会 バリアフリー おもちゃ博inなよろ」が、18日午前10時から市民文化センターで開かれた。会場には多彩なジャンルのおもちゃが用意され、多くの親子連れが集まって大盛況だった。
子どもたちや親子が障がい、性別などに関係なく、遊びを通して交流を深めることが目的。2017年から毎年開催していたが、コロナ禍の期間は中止していたため、4年ぶりとなった。また、4回目の今年は、同交流会実行委員会が実施主体となり、旭川市内にある「おもちゃのヨシダ」が特別協賛、日本玩具協会の協力を得て開催された。
子どもたちに毎回大好評の「プラレール」コーナーは、今回も幼児の男の子を中心に埋め尽くすほどの人気。お父さんやお母さんと一緒に自由に線路をつなぎ合わせ、新幹線やSL機関車などを走らせて楽しんでいた。
ブロックおもちゃの「LaQ(ラキュー)」コーナーも大盛況。数種類のパーツをつなげて多彩な物が作れるもので、子どもたちは試行錯誤しながらブロックを組み立て、思い思いの形を作っていた。
また、アクアビーズや缶バッチなどのおもちゃを作って持ち帰ることができる体験コーナーもあり、女の子たちの人気を集めていた。
他にも、昭和時代に人気のあった昔懐かしい野球のボードゲームなどのアナログおもちゃに親しむ姿や、年齢や障がいに関係なく誰でも気軽に楽しめる「ボッチャ」コーナーも多くの人たちが体験していた。
会場のボランティアスタッフとして、一般ボランティア、名寄高校(野球部、女子バスケットボール部)の生徒なども参加し、各コーナーで手伝いながら来場者と交流も深めていた。
ジャグリングショーや茶道体験、親子で参加できるエクササイズなどの企画もあり、会場は大いににぎわっていた。