団体戦小学高学年で初優勝、個人戦でも優勝、準優勝果たす 名寄・風連両剣道スポーツ少年団、北海道名寄地方剣道大会で健闘

【名寄】

活躍を見せた名寄・風連の両少年団員

名寄地方剣道連盟(西尾是人会長)主催の第21回北海道名寄地方剣道大会が、スポーツセンターで開かれ、小学生高学年の部で、名寄・風連チームが初優勝。個人戦では小学生3・4年女子で渡辺美羽さん(風連)が優勝、小学5・6年女子では齋藤羽さん(同)が優勝、城山蓮佳さん(同)が準優勝を飾るなど健闘した。
青少年の健全育成などを目的とした大会で、6月23日に名寄市スポーツセンターで開催。旭川、札幌、名寄、恵庭、北見、函館、稚内など全道各地から団体戦123チーム、個人戦363人の選手645人が出場。
出場者を代表して風連剣道スポーツ少年団の齋藤周さん(風連中3年)が宣誓。選手たちは日頃の練習成果を発揮し、熱戦を繰り広げた。
このうち団体戦の小学生高学年の部には38チームが出場。名寄・風連チームは富良野チームを5‐0、旭川チームを4‐0、北見チームを4‐0、札幌チームを3‐1で破り決勝へ。決勝戦では新十津川尚武会チームと対戦。3‐1で勝利して初優勝を果たし、同剣道連盟は「チームワークを発揮して、先制されても取り返すなど、つないで優勝することができた」と団員の健闘をたたえる。
同連盟によると、名寄ピヤシリ剣道スポーツ少年団(団員21人)、風連剣道スポーツ少年団(団員8人)は、昨年から合同で練習。名寄では月・木・土曜日、風連では火・金曜日が練習日で、それぞれ行き来しながら練習。この他、名寄高校での練習にも参加しているとのこと。
両少年団は「剣道に興味がある人は、見学に来てほしい」と呼びかけている。