多くの町民でにぎわう 美深ファーマーズマーケット 新鮮野菜や加工品など買い求める

【美深】

「第5回美深ファーマーズマーケット」が、18日午前9時から町民体育館横のイベント広場で開かれ、地元や近郊の農家などが新鮮な野菜や加工品などを提供し、にぎわいを見せた。
美深町観光協会(齊藤宏行会長)の主催で、2020年からスタート。生産者が自らの生産物を直接販売する場を設けるとともに、生産者と消費者が互いに言葉を交わすことで理解を深め、地元住民の食卓を豊かにすることが目的。
また、生産者と来場客のコミュニケーションを大切に、地産地消への取り組みを進めており毎年、好評を得ている。
会場では、地元や近郊の農家や団体など14店舗が出店。会場入り口に設置された黒板には、出店者の名称や場所、商品などが一目で分かる手書きの地図が記された。
会場の各ブースにはブルーベリー、メロン、ジャガイモ、スナップエンドウ、キャベツ、スイートコーン、ハクサイなどの新鮮野菜・果物や、ソフトクリーム、はちみつ、大福、山菜おこわ、牛スライス焼き、もち粉を使用した焼き菓子、蜂蜜バターケーキ、ニンジンパウンドケーキ、紅茶などバラエティーに富んだ品々がずらり並んだ。
スタンプラリーも行われ、各店舗で商品を購入してスタンプを集めると、抽選で美深白樺ブルワリーのクラフトビール、町の特産品と菓子の詰め合わせ、美深町商品券、出店農家による野菜などが当たった。
地場産の野菜や特産品を直接購入できる機会でもあり、訪れた人たちは、さまざまな商品を間近に目にしながら、気に入った野菜や加工品などを購入する姿が見られ、生産者たちとの交流も深めていた。

(写真)
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