【名寄】
名寄南小学校(井上隆一校長)の「1年生を迎える会」が、2日午後1時半から同校体育館で開かれ、1年生たちは上級生による学校紹介などを通して楽しく過ごした。
1年生81人は、4月5日の入学式から1カ月近く経過。学校や校内の雰囲気にも慣れ、元気に通学している。
迎える会では、6年生に手を引かれた1年生が、温かい拍手を受けながら体育館に入場した。
髙田悠真児童会長(6年)が「今日は1年生が主役です。南小のことを知って、立派な“南っ子”になってください。今日は楽しい時間にしましょう」と挨拶した。
続いて、上級生たちが出し物を披露。
4年生は校舎の紹介で、校内には保健室や図書室などさまざまな教室があることや、各教室の使い方について説明した。
5年生は、運動会や学習発表会など学校行事を紹介するとともに、オリジナルキャラクターの「ミナレンジャー」も登場して、歓迎ムードを盛り上げた。
6年生は「全校○×クイズ」で、校内外や先生のことなどにちなんだクイズを出題。正解するたびに歓声が上がっていた。
最後に1年生がお礼の言葉を述べるとともに、校歌とダンスを披露して、笑顔いっぱいだった。
井上校長が挨拶し「学校には慣れましたか。今日のために、上級生たちが一生懸命に工夫して考えてきました。いつも相手のことを考えて行動できるようになると、これまで以上に楽しい学校になります」などと呼びかけ、1年生たちもしっかりと耳を傾けていた。