岩崎満杯柔道大会・中学男子団体で3位 稚内勢が強豪に競り勝つ

【宗谷】

中学生男子団体で3位に輝いた稚内柔道スポーツ少年団

稚内柔道スポーツ少年団の中学生男子団体6選手が、2日に旭川市で開かれた第12回岩崎満杯北海道選抜少年少女柔道大会で3位入賞を果たした。旭川や札幌の強豪を破り、上位に食い込んだ。
中学生男子団体は道内各地から23チームが出場。予選はA~Gの7ブロックに分かれ、総当たりで上位1チームが決勝進出。稚内は先鋒・杉山輝樹(東中3)、次鋒・南瑠一(南中2)中堅・新屋颯理(潮見が丘中2)、副将・佐藤英虎(潮見が丘中3)、大将・葛西玲臣(東中1)、補欠・西口翔(東中1)の6選手で編成した。
稚内は4チームによるリーグ戦で、初戦の旭川中学校に4対1、続く厚別区体育館柔道クラブ(札幌)に3対2、岩見沢柔道少年団に4対1で勝利し、全勝で予選突破。
決勝トーナメントの組み合わせは抽選で決め、1回戦で直心館柔道少年団(札幌)に3対0で快勝。準決勝で札幌市手稲柔道少年団と対戦したが、1対4で敗れ、3位の成績だった。
稚内少年団の三上雅人代表は「選手全員が要所で役割を果たし、しぶとく、粘り強く、取りこぼしがない柔道を頑張った。3年生の2人が中学校で最後の団体遠征となったが、結果に繋がって良かった」と述べた。
大会の冠にもなっている岩崎満氏は枝幸町出身で、かつては旭川大学高校の顧問として指導。現在は北海道柔道連盟会長、旭川柔道連盟会長を務める。旭大高柔道部出身の三上代表も当時は岩崎氏の指導を受けた縁もあって、少年団として毎年大会に出場している。
(梅津眞二)

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