恒久平和を願い演奏 9団体400人が参加 第68回平和音楽大行進

【名寄】

第68回平和音楽大行進が、10日午後1時30分から名寄小学校グラウンドを出発して行われ、参加団体が恒久平和を願って演奏した。
同実行委員会(実行委員長・加藤剛士市長)の主催。
今年は、名寄カトリック幼稚園、光名幼稚園、名寄大谷認定こども園、認定こども園風連幼稚園、名寄小学校、名寄東小学校、名寄西小学校、名寄南小学校、風連中央小学校の9団体から約400人が参加した。昨年までは、市内3中学校と陸上自衛隊名寄駐屯地音楽隊が参加していたため、約100人の減少となった。
加藤実行委員長は「平和音楽大行進に参加の皆さん、ありがとうございます。午前中は戦没者の追悼式を行いました。先人の皆さんの努力と苦労の上に今の平和があります。小学生の皆さんは名寄市の希望です。皆さんの演奏で名寄のまちを元気にしてください」と挨拶。
小学生は名寄小グラウンドから、東小、南小、名寄小、風連中央小、西小の順で出発し、3条通りを経由して南広場を目指した。
幼稚園児はカトリック幼稚園前から出発。好天に恵まれ、3条通りを中心に沿道は多くの観客でにぎわい、スマートフォンやカメラで、演奏する児童や園児をとらえる姿があちこちで見られた。
参加者は恒久平和へ願いを込めて演奏し、沿道から多くの拍手が贈られていた。