智恵文公民館夏休み企画 デザート作りを楽しむ 小中学生と友朋学級生が交流

【名寄】

 智恵文公民館(吉田清人館長)主催の夏休み企画が、8日午前10時から智恵文多目的研修センターで開かれ、小中学生と智恵文友朋学級生たちがデザート作りなどを楽しんだ。
 異世代交流を狙いとした夏休み恒例の行事で、ヤクルト出前講座としても開催。講師に株式会社ヤクルト北北海道(旭川市)の栄養士、小野寺恵さんを招いた。小中学生と友朋学級生の14人が参加した。
 デザート作りは、ヨーグルトババロアを調理。生クリームと砂糖、乳酸菌飲料の「ジョア」、ゼラチンを湯で溶かしたものを混ぜ入れ、容器に分けて冷蔵庫で冷やすと完成。火を使わずに調理でき、さまざまな味の「ジョア」で作れることを伝えた。
 「5大栄養素と正しい生活リズム」をテーマとした講話では、朝食は毎日食べることを呼びかけ「寝ている間に下がった体温を、朝ご飯を食べることで上げて元気が出て、昼までしっかり活動できます。やる気が出て、勉強に集中できます」などと話した。
 また、朝ご飯をしっかり食べるためには、早寝早起きすることを促した。
 5大栄養素のタンパク質、ビタミン、炭水化物、脂質、ミネラルをバランスよく摂取することに加え「腸内に良い菌がいっぱいあると、元気に過ごせて、排便も良くなります。乳酸菌を取ることで、良い菌が増えます」と話し、便から健康状態や体調を把握できることを伝えていた。