【名寄】
「第55回記念全国学生書道展」(国際書道協会主催)で、市内西11南4の書心書道教室(主宰・米山秋水さん)の加藤麗(うらら)さん(東小4年)が記念賞1席、藤野琴羽さん(名中1年)が記念賞に輝いた。また、「第57回北北海道学生書道展」(北北海道書写書道教育研究会主催)で、生徒11人が特選を受賞する健闘を見せた。
全国学生書道展は、「すこやかな毎日で希望ある未来へ」をテーマに、作品5151点の応募があった。
記念賞1席に輝いた加藤さんは、「山里」の文字をしたためた。加藤さんは「たくさん書いて、自信のある作品を出品しました。半紙いっぱいに大きく、かつ文字と文字がくっつかないように気を付けました。また、『里』の文字の一番下の横線を意識して書きました」と語る。
記念賞1席に、「これまででもらった中で、最も順位の高い賞。頑張って書いたかいがありました」と笑顔。今後の目標として、「次回出品する際は、4文字に挑戦し、上位入賞を目指したいです」と語る。
一方、北北海道学生書道展には道北の小中学校、高校、個人塾から作品2101点の応募があった。加藤さんと、村越莉瑠さん(西小5年)は、A1(教科書の題材文字)、A2(題材は自由)の両部門で特選に選ばれるなど、幼児から小学6年までの生徒11人が特選を受賞した。
同教室から最年少で特選を受賞した合田壱音(いちと)さん(風連幼稚園)は、元気いっぱいの筆遣いで「うみ」としたため、合田さんは「とてもうれしかったです」と感想。
また、今月10、11の両日に旭川市民文化会館で開かれた展覧会(推薦、奨励賞、特選の作品531点展示)を訪れた、合田壱音さん、合田花音さん(風連中央小4年)、大野悠希さん(西小6年)は「たくさん展示されている作品の中に、自分の作品を見つけることができ、とてもうれしかったです。もっと上手に書けるよう、練習を頑張りたいです」と話している。
北北海道学生書道展で、特選に入賞した生徒は次の通り。
合田壱音、渡邊虹心(西小1年)、清水結音莉(南小2年)、藤原沙音(南小3年)、加藤麗、合田花音、米山蓮(西小4年)、秋川ことの(南小5年)、村越莉瑠、芳賀悠真(風連中央小5年)、大野悠希