【名寄】
名寄市と友好交流都市提携を結ぶ東京都杉並区の小学生16人が28日に来名。同日午後3時40分からふうれん地域交流センターで「歓迎セレモニー」が行われ、4日間の交流プログラムがスタートした。
この交流事業は、都会っ子体験交流実行委員会、名寄市教育委員会、杉並区主催の「東京都杉並区・名寄市子ども交流会」。少年少女交流活動の一環で、小学5・6年生を対象に両市区で派遣と受け入れを行っている。
今回は28日から31日まで杉並区の16人を受け入れ、8月5日から8日まで名寄市の16人を派遣する。
歓迎セレモニーでは、岸小夜子教育長が「素晴らしい出会いを通して友情を育み、新たな気付きや学びを深めてほしい。また、たくさんの思い出をつくって、楽しい交流会にしてほしい」と挨拶。
名寄の参加児童を代表して阪本陽翔君(名寄南小学校5年)が「皆さんが来るのを楽しみにしていた。動物園や天文台などのプログラムを通して、たくさんの思い出をつくって、最高の夏休みにしましょう」。
杉並の児童代表の蒲谷嶺君(桃井第一小学校5年)が「友達をたくさんつくって、思い出に残る交流会にしたい」と発表した。
名寄側のボランティアリーダーを務める名寄高校の生徒6人と、杉並の同リーダーの大学生も自己紹介も含めて「仲良く楽しみましょう」と挨拶した。
セレモニー終了後、グループに分かれて自己紹介。児童たちは少し緊張した表情を見せながらも、自分の名前や好きなことなどを発表し、お互いを知る時間としていた。
また、市立天文台でプラネタリウムを観賞した他、望遠鏡で天体観測も行い、名寄の美しい星空を堪能した。
29日は旭川市の旭山動物園を見学。30日は浅江島公園でモルック大会を楽しむ他、北国博物館を見学する。
31日は午前9時から同センターで「さよならセレモニー」を行い、離名する。

と挨拶した杉並代表の蒲谷君

挨拶した名寄代表の阪本君

自己紹介する子どもたち

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