枝幸町の基幹産業の主力・ホタテ漁がスタートし、春漁幕開けを告げている。枝幸ホタテ漁業企業体では、音標沖で漁場造成を行い、海明け後、初漁の枝幸ほたてを採捕した。今シーズンは音標沖漁場造成と本操業の枝幸沖合わせて3万3000tを計画している。
初漁となった6日は午前6時に乙忠部、音標漁港から全船17隻が出港して音標沖で操業。音標漁港には午後3時過ぎに帰港、船上からウインチで荷揚げ岸壁に横付けしたトラックの荷台に次々と積み込んだ。しばらくは、天敵のヒトデ駆除と昨年の取り残しを採捕しながらの操業。ひと段落すると稚貝放流が始まる。枝幸沖の本操業は漁場造成に目処がついてからスタートとなる。
(神保敏也)
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