楽しく福祉に関心深める ふれあい広場なよろ2024 フリマや屋台などもにぎわう

【名寄】

「第38回ふれあい広場2024なよろ」(名寄市社会福祉協議会主催)が、7日午前10時から市総合福祉センターで開かれた。あいにくの雨天となり、同センター内や駐車場を利用しての開催となったが、ヨーヨーつりや射的などの「こどもの広場」やグルメ屋台、フリーマーケットなどが繰り広げられ、多くの来場者が多彩なイベントを楽しみながら福祉に理解と関心を深めた。
「ふれあい広場なよろ」は、市内の福祉団体で実行委員会を組織し、毎年7月の第1日曜日に開催。誰もが住み良い地域の実現に向け、福祉やボランティアなどに理解を深める機会として、地域住民に定着している。
この日は、実行委員約60人をはじめ、名寄東中学校ボランティア部、名寄市立大学生がボランティアとして協力した。
あいにくの雨天で、ステージ発表の「ふれあいステージ」を中止。「ふれあいマーケット」のみ屋外とし、その他のプログラムはセンター内で行った。
同センター内には、ボランティア団体による各種コーナーが設置された。このうち「こどもの広場」では、ゲームやくじ、射的、輪投げ、型抜きなどを設置。親子連れを中心に多くの来場者でにぎわい、ボランティアと笑顔で交流を深める光景が見られた。
また、「ボランティア広場」では、車椅子、アイマスク歩行、点字などの疑似体験ブースを用意。子どもから高齢者までが参加し、障がいによる不自由さやボランティアの重要性に理解を深めていた。
同センター北側駐車場には、フランクフルト、カレー、からあげ、わたあめ、なよろ煮込みジンギスカンなどのグルメ屋台が、おいしそうな香りを漂わせながら軒を連ねた他、遊休品や日用雑貨、衣類などを販売するフリーマーケットが並び、商品を買い求める人で列ができるほどの人気ぶりを見せた。