河畔林などのごみ拾う 天塩川クリーン作戦&ツーリング カヌーで下りながら環境美化

【美深】

「天塩川クリーン作戦&ツーリング」が、2日午前9時から天塩川・恵深橋カヌーポート集合で開催。参加者たちはカヌーポートの清掃や、カヌーで天塩川を下りながら、河畔林などのごみ拾いを行い、環境美化に貢献した。
NPO法人ダウン・ザ・テッシ(酒向勤理事長)、北海道カナディアンカヌークラブ(HCCC、酒向代表)、美深アドベンチャープロジェクトチーム(APT、神野充布代表)の共催。
恒例となっている天塩川オープン(川開き)行事で、カヌーポートや河川の清掃活動に取り組んでいるもの。今年3月、同法人が北海道開発局による「河川協力団体」の指定を受けて以来、初の取り組みとなった。
今年はカヌー愛好家ら30人が、恵深橋カヌーポートに集合。同法人の吉川一茶副理事長が「われわれが約30年にわたって続けている取り組み。天塩川を愛しながら、これからも川の遊びや教育、仲間づくりに皆さんの協力をよろしくお願いしたい」と挨拶。
参加者は2班に分かれ、恵深橋付近の他、美深橋付近の河川敷などのごみ拾いに汗を流した。
続いて、午前10時ごろには恵深橋カヌーポートを出発し、ツーリングをスタート。カヌー10艇が美深橋カヌーポートまでの5kmを下った。その間、川を下りながら、河畔林などに見られる漂流ごみを回収した。
参加者は大きなビニール袋がいっぱいになるほどのごみを拾い集め、初夏の自然風景を目にしながら清掃活動に励み、環境美化に寄与していた。
その後、美深橋カヌーポートからびふかアイランドカヌーポートまで11kmのツーリングも楽しみ、愛好者同士の親交を深めていた。