犯罪ない地域社会を 社会を明るくする運動 下川町で250人がパレード

【下川】

第74回下川町「社会を明るくする運動」ちょうちん・あんどんパレードが、同運動実施委員会(委員長・田村泰司町長)の主催で、12日午後7時から町役場前集合で行われた。
同運動は、罪を犯した人の立ち直りを支え、犯罪や非行のない明るい地域社会を目指すもの。一人一人が日ごろから必要なことを意識して考え、行動していくことが求められ、パレードをその機会にしたい狙いがある。
各少年団や子ども会の児童生徒130人をはじめ、社会福祉協議会、保護司会、更生保護女性会、民生委員児童委員協議会、教育・福祉団体から総勢250人が参加した。
役場前には、浴衣を着た子どもたちの姿などでにぎわった。
出発式で市田尚之副町長が「この運動は非行の防止、罪を犯した人への理解を深めるための運動。多くの関係者や町内の方々の参加をいただきながら、パレードを開催できることをうれしく思う。道路を歩くので、くれぐれも事故に遭わないよう気を付けて、協力を願いたい」と挨拶。
参加者は先導車に続いて、ちょうちんや啓発旗を手にしたり、あんどんを引いたりしながら役場前を出発。親子で手をつないだり、友達同士で笑顔を浮かべたりと、犯罪のない社会、助け合いの地域などを訴え、国道239号沿い商店街を経由して役場を目指した。
子どもには菓子がプレゼトされるなど、参加者は明るい地域づくりへ気持ちを新たにしていた。