生態や特徴などを紹介 北国博物館 「なよろのトンボ」展開催中

【名寄】

さまざまな種類のトンボが紹介されている企画展

 北国博物館(金田卓浩館長)の企画展「なよろのトンボ」が、7月2日まで同館ギャラリーホールで開かれている。
 身近な昆虫として知られるトンボの生態や特徴などを紹介する企画展。
 「トンボのくらし」「名寄のトンボ紹介」「トンボを探してみよう」「実物展示」「トンボ写真」のコーナーに分け、解説パネルや写真などを展示している。
 この中では、世界には約6千種類、日本には204種類、北海道には78種類のトンボがいること。名寄市内に生息しているトンボの種類や、繁殖行動、特性なども分かりやすく紹介。
 また、エゾトンボやオニヤンマ、イトトンボなどの標本、ギンヤンマのヤゴの抜け殻、生きているオオルリボヤシヤンマのヤゴも展示されており、来館者を楽しませている。
 同展の関連企画として、29日午前9時から名寄公園で「トンボ観察会」も開催する。参加料は100円(保険料)で定員30人。小学3年生以下は保護者同伴。持ち物は飲み物や軍手、虫取り網、虫かごなどの他、長袖、長ズボン、運動靴といった野外活動に適した服装で参加すること。
 問い合わせ、申し込みは26日までに同館(01654③2575)まで。