目標の重量突破へ意気込む 名寄パワリフ協会 前田貴也さん Jクラシックベンチプレス出場へ

【名寄・美深】

「世界チャンピオンと戦うことを
楽しみにしている」と話す前田さん

名寄パワーリフティング協会(長谷川充保会長)所属、美深町教育委員会勤務の前田貴也さん(49)は、21日に大分県別府市で開かれる第25回ジャパンクラシックベンチプレス選手権大会のマスターズⅡ(50~59歳)男子93㎏級に出場。「目標の重量は上げたい」と意気込みを語る。
前田さんは、昨年1月29日に千葉県市川市で開かれた第24回ジャパンクラシックベンチプレス選手権のマスターズⅠ(40~49歳)93㎏級に出場。記録は177.5㎏で3位入賞し、今回の同選手権出場基準(標準記録155㎏)を突破した。
また、昨年7月31日に名寄市で開催の第27回北海道クラシックベンチプレス選手権の一般の部で、180㎏で4位。12月3日に沼田町で開催の第1回北海道・東北ベンチプレス選手権のマスターズⅠの部で、175㎏で1位。徐々にコンディションを上げている。
ジャパンクラシックベンチプレス選手権は、世界クラシックベンチプレス選手権の代表選考会も兼ねている。
参加区分は今年12月31日時点の年齢としているため、前田さんは今年から50歳から59歳までのマスターズⅡとなった。
マスターズⅡ男子93㎏級には7人がエントリー。昨年の世界チャンピオンの選手も出場し、同選手の現時点での記録は197.5㎏とのこと。
「世界チャンピオンと戦える機会なので楽しみ。どれだけ差があるのか確かめたい」と語る。
一方、沼田町での大会で、182.5㎏の試技が失敗したことから「順位よりも目標の182.5㎏は上げたい」と話し、記録更新に挑む。
また「1年で5㎏ずつ伸ばしており、あと3年かけて世界チャンピオンを目指していきたい。チャレンジできるところまでチャレンジを続けたい」と意気込んでいる。