税の大切さ絵で表現 「税を考える週間」絵画展 下川中3年生5人を表彰

【下川】

下川青色申告会(越智一博会長)主催の第26回「税を考える週間」絵画展の表彰式が、11日午後4時から町商工会研修室で開かれた。
下川では毎年、税を考える週間に合わせ名寄税務署、下川町、下川町商工会、名寄地方法人会下川支部、下川青色申告会の5団体が、下川中学校3年生を対象に税をテーマとした絵画を募集し、作品展を開催している。
今年は20人の応募があり、この中から優秀作品5点を選出。表彰式には入選した中学生5人をはじめ、各団体の代表者らが出席。
越智会長が「皆さんの税に関する知識が、年々増えているように感じる。青色申告会は全国的な組織で、税金の勉強をしたり、国に要望書を提出したりしている。個人で営業をしている仲間で組織しており、皆さんも将来、個人で事業を始めることがあれば、青色申告会を思い出してもらいたい」などと挨拶。
山本聖名寄税務署総務課長が「将来、皆さんが社会に出た際は、税の良き理解者となって活躍されることを願っている」と祝辞を寄せた。
入賞者一人一人に表彰状を贈呈。名寄税務署長賞の折原さくらさんは「時間をかけて作品を仕上げたので、とてもうれしいです」。下川町長賞の橋本花月さんは「税がなくなったら困るという思いを込めて描きました」。下川商工会長賞の髙原唯さん「植物や動物を大切にし、厳しい北海道を彩ろうという思いを込めて描きました。そういった思いをこれからも持ち続けて、笑顔あふれる北海道になれば―と思います」。名寄地方法人会下川支部長賞の大池こころさんは「賞に選ばれると思っていなかったので、すごくうれしいです」。下川青色申告会長賞の平田悠人さんは「ポスターや作文で表彰を受けたことがなかったので、とてもうれしいです」などと喜びを語った。
応募作品20点は、町バスターミナル1階ホールに展示されている。

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