稚内の石垣さん、寒川井さん 東北小学生県対抗バドミントン大会で北海道の優勝に貢献

北海道代表の一員として優勝に貢献した
石垣さんと寒川井さん(左から)

猿払JBCに所属する大岬小6年の石垣太惟さん(11)と寒川井隼さん(12)が、11月2〜3日に宮城県で開かれたヨネックス杯第23回東北小学生県対抗バドミントン大会に北海道男子団体チームの一員としてダブルスで出場し、優勝に貢献した。2人は「優勝できてとても嬉しい」と喜びを語った。
大会には青森、秋田、岩手、山形、福島、宮城の東北6県と東京、北海道の8チームが総当たりのリーグ戦で争った。2人は出場に向け、深川市で行われた選考会に参加し、見事選出された。
2試合目の秋田戦から出場し、2人は初戦で緊張したが、自分達のプレーが出来ました—とセットカウント2対0で勝利。4試合目の山形戦、6試合目の東京戦、最終戦の宮城戦に出場。初対戦の相手が続いたが、出場した試合は全てストレート勝ちで優勝に大きく貢献。2人は「結構攻めることが出来たし、ドロップ、レシーブがうまくいった。強くて粘る相手にはこっちも負けないよう粘った」と試合を振り返った。
2人は2年生からダブルスを組み、石垣さんは「自分が辛い時に粘ってくれる」、寒川井さんは「相手のショットをなんでも取ってくれる」と互いを評し強固な絆で結ばれている。
今後は12月19〜23日に広島県で開かれる第34回全国小学生バドミントン選手権大会に団体の都道府県対抗男子の部と個人の男子ダブルス6年生以下にも出場が決まっている。団体は今回の大会の優勝メンバーが北北海道地区代表として出場する。
全国大会に向け、石垣さんは「自分のプレーを多く出して1勝でも多く勝ちたい」、寒川井さんは「団体メンバー皆で勝ち上がってメダルを取りたい」と意気込んだ。
2人を支える母の石垣有樹子さんと寒川井菜摘さんは「教えてくれたり、応援してもらっている人達に良い報告が出来るように頑張って欲しい」とエールを送った。(東賢人)

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