稚内ひまわり基金法律事務所所長の交代に伴う引継披露宴が10月26日、サフィールホテル稚内で開かれた。披露宴前には前所長の池田慎介弁護士(36)、新所長の佐々木慶太弁護士(32)が会見し、池田氏は稚内で過ごした4年半を振り返り、佐々木氏は5代目所長就任の抱負を語った。
池田氏は札幌市出身で北大法学部、北大法科大学院を修了後、司法試験に合格。司法修習を経て18年12月に弁護士法人すずらん基金法律事務所入所、21年4月から稚内所長を務め「多くの事件を担当し、地域の皆様に支えられ、楽しく過ごせました」と感謝。3児の父として子育てにも励む。9月30日付で所長を退任し、年内に札幌でまこまない法律事務所を開業する。
佐々木氏は札幌市出身。札大法学部、北海学園大法科大学院修了後、司法研究員で司法試験に合格。旭川で司法修習を経て22年12月にすずらん基金法律事務所入所、今年7月から稚内で引き継ぎのため赴任し、10月1日付で所長就任。佐々木氏は「(法律事務所の)敷居が高いと思われたくない。気軽に来て頂けるよう工夫したい。事件関係では札幌でいじめの予防に力を入れていたので、稚内や近隣の小中高校で出前授業などの活動が出来れば」と抱負を語った。2週間前に子どもが誕生したばかり。「もう少しで妻と子どもが稚内に来るので市内のイベントなどを楽しみたいです」と話していた。
(梅津眞二)
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