稚内出身・吉川さん、江利山さんが国民スポーツ大会へ サッカーで北海道代表に選出

10月5日から佐賀県で開幕する、SAGA2024国民スポーツ大会のサッカー競技に、稚内市出身の2選手が北海道代表選手として選出された。成年女子の部で札幌大学女子サッカー部4年のMF・吉川夢叶さん(東中卒)、少年男子の部で札幌西陵高校1年で北海道コンサドーレ札幌アカデミーに所属するGK・江利山昊空さん(南中卒)で、大舞台での活躍が期待される。
吉川さんは幼少期に家族の仕事の関係でオランダで過ごし、帰国後の小学3年生から最北FCに所属。本格的に競技をはじめ、道文教大学附属高校、札幌大学進学後もプレーし全国規模の大会に出場するなど活躍している。
今回の選抜チームは北海道女子リーグの首位に輝いた札大女子サッカー部の選手を中心に構成。中盤の主力の1人として活躍が光り選出された。
江利山さんは、小学1年から稚内ジュニアイレブンで競技を始め、南中では入学後、すぐにレギュラーを獲得。中体連全国大会に出場したほか、日本サッカー協会の2022年ナショナルトレセンU-14の東日本前期メンバーにも選ばれるなど実力が高く評価。
現在は北海道コンサドーレ札幌アカデミーでプレー。今回は全道各地の選手が集うセレクションを突破し、メンバーに選出された。
国民スポーツ大会でのサッカー競技は、会期前種目として今月21日から試合が行われ、初戦で成年女子は22日に広島県代表、少年男子は21日に山口県代表と対戦。活躍する2人に保護者らも「頑張ってほしい」などと活躍に期待を込めている。

(横山淳也)

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