稚内白樺剣道少年団が全道2大会で好成績 個人・団体で熊谷選手ら奮闘

 稚内白樺剣道スポーツ少年団が、28日に音更町、29日に釧路町で開かれた各種大会で、個人戦や団体戦で優勝などの活躍を見せた。
第17回清柳杯少年剣道大会(音更柳町剣道少年団主催)は全道規模の大会で、131人が出場した小学生高学年男子の部で熊谷虎明さん(東小6年)が3位入賞。トーナメントで札幌清田、苫小牧北心館、札幌北区、新十津川、苫小牧如水館の各選手との試合で勝ち抜き、準決勝で三石(新ひだか)の選手に惜しくも敗れた。
 第54回東北海道少年剣道釧路大会(全釧路剣道連盟主催)では、個人戦で62人が出場した小学5・6年生男子の部で熊谷さんが優勝し、坂口柚希さん(東小6年)が準優勝で稚内勢が上位を占めた。
団体戦は、17チームが出場した小学生男子の部で先鋒・古川征宗さん(東小5年)、次鋒・杉本健輔さん(鬼志別小6年)、中堅・坂口さん、副将・北見の選手、大将・熊谷さんのチームが優勝。6チームが出場した中学生女子の部で、紋別と美幌の選手と合同で出場した先鋒・古川華帆さん(東中1年)のチームも優勝を果たした。
同少年団では「今シーズン初の大会となり結果は出たが、もう少しチームづくりが必要と感じた。今後の稽古や大会を通し、6月に控える全国出場がかかった全道大会に繋げたい」と話した。

(千葉大輝)