稚内高校軽音楽部が今年度、部活動に昇格した。2023年に軽音楽同好会を設立し、昇格を目指して活動に励んできた。3年の市野佑浬部長は「部活動として部員の意識も高くなり、色々な人に聴いてもらえるよう楽しく活動していきたい」と意気込む。
軽音楽同好会は、23年に当時の2年生5人が設立。それから徐々に部員数も増え、継続した活動などが認められ、今年度から部活動に昇格した。
部員は1年生と2年生が各7人、3年生9人の計23人が所属。楽器はギターやベース、ドラム、キーボード、三味線などで、週2回の活動で部員たちが複数のバンドを組みながら練習に取り組んでいる。
部活動に昇格したことで予算の配分も変わり、ベースアンプやドラムのパーツなど各種機器を新調。部員たちもバンドの数を増やすなど意欲的で、7月に開催される学校祭で披露するほか、軽音楽大会にも出場していくという。
市野部長は「色々な人に知ってもらい、聴いてもらえるよう外部での演奏活動もできたら」。顧問の鈴木健人教諭は「部員たちは音楽が好きで一生懸命頑張っている。学校祭を盛り上げたり、大会でも上を目指してほしい」と話した。
(千葉大輝)
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