日本空手協会稚内支部に所属する、稚内大谷高校1年の西岡波輝さんが、千歳市で行われた昇段・資格審査会(同協会北海道地区本部主催)で2段に合格。高校生での2段合格は難関だが、見事一発合格を果たした。
空手の2段は高校生から審査を受けられるが、美田和夫支部長によると初段から審査基準も上がり、高校生で合格するのは難しいという。北海道で過去3年間の2段合格者は一般を含め、7人と狭き門となっている。
審査会では、基本で10種類の技、形で「抜塞大」、組手の3種目をそれぞれ行った。西岡さんは高校でバドミントン部にも所属し、練習後に空手の稽古にも汗。高校1年ながらも高校生の最高位となる2段となった。
西岡さんは「受かると思っていなかったのでビックリしている。この合格を自信に来年の全道大会で優勝を目指し、これからもしっかり練習していきたい」と話す。
美田支部長は「バドミントンもやりながら空手に打ち込み、大変だと思うが今まで通り取り組んでほしい」と期待を込めている。(千葉大輝)
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