【名寄】
名寄東中学校のボランティア部(川村梨緒部長、部員8人)は7日、生徒たちの協力を得て集めた「緑の募金」を名寄市に、ペットボトルキャップとリングプルを名寄市社会福祉協議会(中島道昭会長)に寄贈した。
同部による恒例活動。今年は、13日から15日までの3日間、毎朝、募金箱を手にした部員たちが生徒玄関前で協力を呼びかけた。
キャップについては、昨年まで回収箱を1階職員室前廊下に設置していたが、今年は3階までの各階に1箱ずつ配置。生徒と教職員から集め、回収したキャップは部員が大きさなどを確認し、再利用できるものと、できないものに仕分けた。
寄贈は同日午後3時半から同校の校長室で行われ、川村部長が「生徒と先生に呼びかけ、3日間で集めました」と、市経済部の担当職員に緑の募金1776円、同協議会の中島会長にキャップ24・5㎏、リングプル15・3㎏を手渡した。
受け取った市の担当職員は「ありがとうございます。北海道森と緑の会に届けます」。中島会長は「毎年寄贈していただきありがとうございます。障がい者のために有効に活用します」と礼を述べた。
寄贈を受けたキャップは、障がい者雇用を推進している日本理化学工業(美唄市)に届ける。