美深町 「感謝の気持ち忘れず」 “二十歳の集い”で26人祝福

【美深】

美深町の「二十歳の集い」は、12日午後1時から町文化会館COM100で開かれた。
式典には、本年度の対象者26人のうち24人(男性13人、女性11人)が出席。華やかな振り袖やスーツ姿に身を包んだ二十歳の若者たちが、来賓や来場した父母などの温かい拍手に迎えられて入場した。
国歌斉唱に続き、新成人の佐藤有希也さんのリードで町民憲章を唱和。草野孝治町長が「皆さんは家族や友人、地域の支えによって立派な大人に成長することができた。青春時代は悩みなども多く、道に迷うこともあるが、長い人生においては一時的なもの。急がず、焦らず、地道に、謙虚に、粘り強く人生を歩むことが大切。夢の実現に向けて失敗を恐れずに頑張ってほしい。社会に貢献できる大人として活躍することを期待している」などと式辞。
来賓を代表して南和博町議会議長が「中学、高校生活はコロナ禍真っただ中だったことからも、これから青春を謳歌(おうか)し、若いからこそチャレンジして、失敗は次への経験にしてほしい。一方で、これからは周囲に甘えるのではなく、自己責任という意識を大切に家族への感謝の気持ち、一日一日を大切に、人生を歩んでほしい」と祝辞を述べた。
続いて、中学時代の恩師からのメッセージが上映され、これからの生活の糧としていた。
二十歳代表の森口一喜さん、齊藤愛佳さんが「これまでの20年を振り返ると、多くの人たちと出会い、触れ合い、時に笑い、涙したことなど、思い出がよみがえる。この思い出を支えてくれたのは家族であり、心配や苦労をかけたのではないかと思う。生きる力を養い、一人の人間として日々成長し、夢や目標を実現することができる人間になりたい。この美深の大地で生まれ育ったことに誇りを持ち、これまで育ててくれたお父さん、お母さん、家族への感謝の気持ちを忘れません」などと誓いの言葉を述べた。
式典終了後、出席者全員で写真撮影を行うなど、再会を喜んでいた。

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