美深神社例大祭 威勢よく掛け声響かせる 男みこし、女みこしで勇壮な姿 五穀豊穣など祈願、まちに活気

【美深】

 美深神社例大祭が、2日から4日まで同神社を中心に開かれた。3日の「御神輿(おみこし)神幸」は、男みこし、女みこしの担ぎ手たちがまちを練り歩き、祭りを盛り上げた。
 美深神社(荻原栄一郎宮司)、大祭委員会(越智茂信委員長)が主催。2日に宵宮祭で幕開けし、3日に例大祭と御神輿神幸、4日に後日祭の日程で斎行した。
 御神輿神幸は、美深神社を出発し、車両行列で巡幸。道中で急な降雨もあったが、南改善センター、第1コミュニティセンター、新生コミュニティセンター、吉野改善センター、斑渓改善センター、敷島改善センターを巡り、SUN21で休憩。午後から山崎組、交通ターミナル(JR美深駅)、文化会館COM100の各駐輦(ちゅうれん)所を訪れた。
 緑町駐車場(美深白樺ブルワリー隣接)から徒歩行列となり、国道40号沿いのカリヨン駐車場、園部商会スタンドの各駐輦所を巡幸した後、美深神社に戻った。
 晴天が広がる中、男みこし、女みこしをはじめ、猿田彦(さるたひこ)、獅子舞(ししまい)などが行列をつくり、市街地を練り歩いた。獅子舞に頭をかんでもらう町民の姿も見られた。
 みこしの担ぎ手たちは「わっしょい、わっしょい」と威勢よく掛け声を響かせながら、勇壮な姿を見せるとともに祭りを盛り上げた。
 町民たちは、各所でみこし行列を出迎え、駐輦所を参拝。五穀豊穣、商工繁栄、町内平安、交通安全などを祈願した。例大祭を通して、まちが活気にあふれていた。
 また、4日には奉納行事のボッチャ大会を神社斎館で開催し、にぎわいを見せた。

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