自ら育てたもち米で 中名寄小「風の子集会」餅つき楽しむ

【名寄】

中名寄小学校(松本敏朗校長、全校児童14人)の「風の子集会」が、2日午前8時25分から同校体育館で開かれ、自分たちで育てたもち米で餅つきを楽しんだ。
毎年恒例となっている学校行事で、PTA(平間大介会長)が協力して開催。
全校児童と保護者をはじめ、特認校制度(随時、児童募集中)により来年度の新入生2人と家族も参加した。
同校では、本年度もグラウンドに隣接する鷲見悦朗さんのほ場の一部を借り、もち米を栽培して収穫。久保隆文さんから苗の提供、田植えと稲刈りで指導を受けた。
本年度の「風の子集会」は、11月30日にホクレン出前授業で、もち米について学んでからの実施。また、前日から仕込み作業を行ってきた。
当日は「風の子もち」9㎏を用意し、交代で餅つきを楽しんだ。石臼ときねを使い、保護者たちがもち米をつぶし、子どもたちが力を振り絞りながら餅をついた。
各自、つきたての餅を丸めた後、昼食で雑煮にして味わい、自ら育てきたもち米のおいしさを実感。
仲間たちと楽しいひとときを過ごしていた。