【名寄】
防災フェスタのポスター
市主催の「防災フェスタなよろ2025」が、21日午前10時から「よろーな」で開かれる。市は「参加無料なので多くの市民に来場していただき、防災について楽しく学ぶ機会にしてほしい」と呼びかけている。
子どもから大人まで幅広い世代の市民が防災知識などを深め、親しむことを目的したイベント。学校単位の防災体験教室を開催した経過はあるが、市民向けイベントとしては初めてとなる。
名寄河川事務所、旭川地方気象台、陸上自衛隊名寄駐屯地、名寄警察署、名寄消防署、名寄消防団、北海道地域防災マスターの協力で開催する。
「よろーな」の屋内外にブースを設け、市民が災害対策についてより関心、興味が高まるよう、体験しながら学べるイベント内容とする。
ブースの内容は、河川事務所が地下浸水体験降雨体験、3Ⅾ土砂災害体験シアター。気象台が気象関連パネル展示、気象映像放映。自衛隊が災害派遣車両と救助システム、活動紹介パネル展示。警察署が警察車両展示。消防署と消防団が消防車両展示、消火器体験、心肺蘇生法体験（AED）。防災マスターが段ボールベッド・トイレ組み立て体験を予定しており、さまざまな災害や人命救助、避難所での生活などを体験できるコーナーを用意する。
自衛隊の炊き出し体験も予定しており、本格的なミリタリーカレーライスを先着400人に無料提供する目玉企画も用意する。午前10時から会場で引換券を配布し、同11時からイベント終了の午後2時まで配食する。
また、各ブースの防災関連展示品などを見学した来場者が、その場で必要な防災グッズを購入できるよう専門業者による物品販売も行う。
イベントに関する問い合わせは、市役所名寄庁舎内の総務部防災担当（01654③2111内線3327、3382、3383）まで。
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