【下川】
下川商業高校（濱下昌也校長、生徒88人）の学校祭「下商祭」は、20、21日に同校で開かれる。テーマは「『主役』～僕らの番だ～」。テーマソングは夏の青春を感じる「青と夏」（Mrs. GREEN APPLE）を選定し、その歌詞から引用した。生徒会（村瀬朱会長、役員9人）は「全員が主役の学校祭にする」と意気込む。
20日は午前9時半から開幕し、一般公開は午前11時半から午後3時半までとなる。
各学年で制作した団旗と衣装、動画（映画予告パロディーやミュージック映像、全道商業教育CMコンテストにエントリーする公共マナーやエコ問題をテーマとしたCM）の発表、12時半から生徒有志による歌やダンスなどの芸能発表ステージを披露する。
フードコーナーでは旭川、根室、名寄からキッチンカー3台が来校。ローストビーフバーガー、クレープ、タピオカドリンクなどを用意する。昨年から1台増え、提供時間も正午から午後4時まで（なくなり次第終了）に延ばし、来場者にもじっくり楽しんでもらう考えだ。
「キッズコーナー」も設け、スーパーボール・ヨーヨーすくい、型抜きが楽しめる。
21日は午前11時から30分間、特別養護老人ホームあけぼの園の園庭（雨天時はデイサービス内）で、手作り衣装を身にまとい、各学年・全校のパフォーマンスを一般公開で披露。「生徒の気持ちを一つにし、そのパワーを地域の皆さんに届けたい」と言う。
今期の生徒会役員は村瀬朱会長、丸井心晴副会長、書記の堀美陽さん、会計の竹下綾音さん、佐藤美結さん、議長の泉優花さん、副議長の椿凜々さん、会計監査の池田恋梨さん、長澤奏さんで全員女子。「役員に男子がいないので、男子の意見を取り入れたいときに苦労している」と話す一方、「昨年を超える楽しい学校祭を目指したい。オープニングは青春をギュッと詰め込んでバーンと放出し、みんながワクワクする動画を上映する」と来場を呼びかける。