英知を振り絞って前進 名寄で市民新年交礼会、各界の代表が鏡割り行う

【名寄】

2025年の市民新年交礼会が、5日午後6時からホテル藤花で開かれた。
市内の各団体・事業所などから175人が出席した。
オープニングで陸上自衛隊名寄駐屯地隊員による「朔北太鼓」演奏。迫力あふれる音色、ばちさばきを披露した。
続いて、古家健一名寄青年会議所理事長のリードで名寄市民憲章を朗唱した。
加藤剛士市長、山田典幸市議会議長、中野秀敏道議会議員、藤田健慈名寄商工会議所会頭、中尾公一風連商工会長、村上清道北なよろ農協組合長、藤田明大陸上自衛隊名寄駐屯地司令らが鏡割りを行い、新年を祝った。
市民新年交礼会世話人代表の猿谷繫明名寄市町内会連合会長が「リモートではなく、同じ会場、同じ空気で皆さんが集まり、新年の挨拶ができる喜びを感じている。市民が幸せで、各団体が目標を遂行されること、平和が続くことを願っている」と挨拶。
加藤市長が年頭挨拶し、「年末年始は雪が降り、除雪作業もあった。サービス関係が休むことなく、お仕事された苦労もあって、新年を迎えられた。2025年は大きな節目の年で、80年前は終戦、30年前は阪神淡路大震災、東京地下鉄サリン事件が発生。幾多の困難を皆さんで乗り越え、今がある」と語った。
今年に入って「2025年は『団塊の世代』が全員、後期高齢者となる。『2025年問題』で、超少子高齢化を表した言葉だが、これを大きな契機として英知を振り絞って前に進めば、切り開けると思う。今年一年も市政発展のため、全ての市民、地域のために力添えをお願いしたい」などと呼びかけた。
中野秀敏道議会議員が「今年一年も非常に良い年で、名寄市の発展を心から願いたい」と述べ、祝杯の音頭を取った。
祝宴では、出席者たちが互いに顔を合わせて、新年の挨拶を交わすとともに、各界でのさらなる飛躍や発展を願っていた。

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