【名寄】
市内小学生を対象としたサッカー交流会が、21日午前10時から浅江島公園で開かれ、子どもたちが試合を楽しんだ。
当初は、なよろ健康の森で毎年恒例となっている「藤花杯小学生サッカー大会」(名寄地区サッカー協会主催、ホテル藤花協賛)を開催予定だった。
しかし、17日から連日、道立サンピラーパーク内にクマが出没したため、同パークと健康の森が閉鎖に。これに伴って大会が中止となった。
未経験者の子どもたちがサッカーに触れる貴重な大会とも位置付けられているため、参加予定だった子どもの保護者有志が交流会を企画。大会中止後に藤花杯大会の参加予定チームに呼びかけ、同協会、ホテル藤花(加藤優樹社長)の支援も受けながら、代替え活動として「サッカー交流会」を自主開催する運びとなった。
チーム編成は学校単位を基本に、小学1・2年生の部と同3・4年生の部に各4チームが参加。できるだけ多くの試合を楽しめるように、両部とも総当たりのリーグ戦で行った。
試合では、名寄サッカークラブ所属の子どもたちが、巧みなドリブルで相手ディフェンスを抜いたり、コースを狙った正確なシュートで得点を決めたりと、チームを引っ張るプレーを見せた。
未経験の子どもたちは、思い通りに足でボールをコントロールできず、苦労しながらプレーする姿が見られたものの、ボールを一生懸命に追いかけながら、笑顔で楽しんでいた。
結果、1・2年生の部はミックスA(山田彩人、奥山煌生、犬飼翔琉、長内瑛太、吉岡汰知、岡田悠夢、神野翔愛、薄井理十)、3・4年生の部はマンチェスター・シティ(泉山凌玖、板垣蒼依、今井央人、桶口凌、坂口虎太朗、西田悠真、和田一輝)が優勝した。


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