【名寄】
風連児童クラブの陶芸教室が、4日午前10時から風連陶芸センターで開かれた。
同クラブでは、毎年2回程度、陶芸教室を開催しており、今年度の初めての事業として同教室を開催。
陶芸センターの中西秀人さんを講師に、新1年生から6年生までの児童18人が参加して、一輪挿しの花瓶を制作した。
講師の中西さんは、始めに使用する道具の説明を行い、その後、児童たちがそれぞれ、花瓶の土台となる形のもの(猫の顔、桜・チューリップなどの花びら、ハートの形など)を選び、制作に取りかかった。
粘土をパイプ状の筒に巻き付けていき、「どべ」と呼ばれる泥状の糊を使い、花瓶のように筒状にして、猫の顔などの土台に張り付け、表面をなぞって完成させた。
参加した児童は、「初めての参加で楽しかった」(1年男児)「3回目の参加で、結構大変だったけど、まあまあの出来」(3年男児)「2回目か3回目の参加です。まずまずの出来で、楽しかったです」(5年女児)とそれぞれ、感想を述べた。
講師の中西さんは「子どもたちの表現豊かな制作を、大変うれしく思います」などと笑顔で語った。
なお、制作した花瓶は、1カ月半程度かけて窯で3回焼き、その後、児童たちに届けられる予定となっている。