迫力あふれるバンド演奏 美深の凹地野音FES2024が盛況

【美深】

 「凹地野音FES2024」が、3日午前11時からびふかアイランド野外ステージ(びふか温泉東側)で開かれ、高校生や社会人のバンドが演奏を披露し、真夏を熱く盛り上げた。
 地元有志などによる同FES実行委員会が主催する毎年恒例の野外音楽イベント。上川北部では最大のアマチュアバンドライブとなっている。
 今年は12組が出演。美深高校軽音楽部をはじめ、同部卒業生、同部と交流のある札幌旭丘高校創楽部バンド、美深町内や近隣市町村の社会人バンド、美深町内のダンスグループ「ODS movers」などが出演した。
 トップバッターは、美深高校1年の「AcLoveR」。バンド演奏を始めて3カ月ほどで、7月7日の学校祭「美高祭」で初めて演奏し、今回が2回目。あいみょんの「愛を知るまでは」を披露した。
 その後、美深高校2年の「Lily」、札幌旭丘高校創楽部の「Cassie」、2023年度美深高校卒業生の「カルテット」と続くとともに、美深高校と同校卒業生、札幌旭丘高校がコラボレーションして繰り広げた。
 午後からは社会人バンドが登場し、美深・旭川の「banger」、士別の「HOSEI.E.S PROJECT」、美深の「マムシマキ ザ モルホン」の演奏。美深の「ODS movers」のダンスで盛り上げた。
 引き続いて、美深の「LUNA SUU」、枝幸の「JIMITORA」、旭川の「TEMPEST BLAZE」。ラストは美深の「NYAN HALEN」がステージを締めくくった。
 さらに、会場には道の駅「びふか」、美深の「麺カフェItosugi」、美深町観光協会、名寄の「タカハシ惣菜店」が出店し、さまざまな食べ物を販売、好評を得ていた。
 ステージでは、各バンドがコピー曲やオリジナル曲で迫力あふれる演奏を繰り広げ、美深の真夏を熱く盛り上げるとともに、訪れた人たちは歓声や拍手を送り、一体となって盛り上がっていた。