【名寄】
第8回名寄市吹奏楽ウィンターフェスティバルが、1月28日午後1時半からエンレイホールで開かれ、市内の中学校、高校、大学の吹奏楽団体が一堂に会し、迫力あふれる演奏を披露した。
同フェスティバル実行委員会が主催、名寄市教育委員会、名寄地区吹奏楽連盟が後援。
市内各校の吹奏楽団体合同による恒例のコンサートで、各校の練習成果を披露するとともに、演奏を通して学校相互や市民との交流を深める機会としている。
名寄中、名寄東中、風連中、名寄高、名寄市立大学の5校が参加。今年は各校のソロステージに加え、コロナ禍のため中止していた全団体による合同演奏も3年ぶりに行った。
ステージは3部構成。第1部は中学各校の単独ステージで、名寄東中学校吹奏楽部が「アラジンメドレー」など、風連中学校吹奏楽部が「メテオラ~天空の修道院~」など、名寄中学校吹奏楽部が「残酷な天使のテーゼ」など。
第2部は高校・大学の単独ステージで、名寄高校吹奏楽部が「YOASOBIメドレー」など、名寄市立大学吹奏楽団が「ぼよよん行進曲」などを演奏した。
第3部は5校による合同ステージ。総勢60人が「RPG」「アメリカンシンフォニー」などを披露した。
また、名寄高校吹奏楽部が2022年に福井県立武生商工高校吹奏楽部とコラボ演奏した曲の「Luv,Peace under the Groove」。アンコールにも応え「宝島」を演奏し、聴衆を魅了した。
また、来場客に楽器搬送トラック代のカンパに協力を呼びかけ、合計11万7673円となった。トラック代5万円を差し引き、残額は石川県能登半島地震の義援金として寄付することにしている。