音楽や食で楽しいひととき 下川「フレペアートフェス」にぎわう WSやライブドローイングなど多彩に

【下川】

子どもから大人までが楽しんだフレペアートフェス

 バンド、ダンス、絵画、食など、さまざまなジャンルのアーティストが集い、来場者と共に楽しむ参加型アートの祭典「フレペアートフェス」が、27日午前10時から下川町ガーデニングフォレストフレペ(西町)で開かれ、多くの来場者が、芸術に親しみながら楽しい時間を過ごしていた。
 同フェスはガーデニングフォレストフレペの主催、「とんちんかん楽団」の企画・運営で開催。昨年に続き2回目。「ひらめきをカタチにしよう」をテーマに、子どもから大人まで誰もが楽しめる、下川町ならではの面白いアイデアが詰まった参加型フェス。
 この日は時折、降雨に見舞われるコンディションだったが、多くの地域住民が来場。ライブステージは、「ちいさな町のちいさなコンサート」で開幕。
 下川町イメージキャラクターの「しもりん」も登場し、ピアノ演奏に合わせて「どんな色がすき」「ねこのお医者さん」などを歌ったり、元気に体操をしたりと、親子で楽しむ姿が見られた。
 続いて、下川町の子どもたちからなる「FunFunもりもりDance」によるダンスステージや、フラダンス、バンド演奏など屋内外でバラエティーに富んだステージ。
 ガーナ出身の打楽器奏者ニ・テテさんをゲストに迎えたライブでは、アフリカンドラムのすてきな音色を楽しんだ他、リズムを刻むワークショップも行われ盛り上がった。
 会場では、下川町内外から飲食や物販など10店舗が出店。カレーやかき氷など小学生が店員を務める店舗や、グルメ、アルコール、ハンドメイド作品などの出店が、屋内外に並んだ。
 ベンチに座りながら、クラフトビールやイタリアン、ジビエ料理を味わう姿や、親子や友達同士でイベントを楽しむなど、休日のひとときを思い思いに過ごす姿が見られた。
 また、屋外ではイラストレーター・デザイナーの尾潟鉱一さんが、スピーカーから流れる楽器演奏を聴いて創作イメージを膨らませながらライブドローイング(絵を描く様子を見ることができるイベント)を実施。
 イラストレーター・デザイナーのかわいえみさんは、昨年に続いて2度目の参加。来場者にも創作作業に参加してもらいながら、万里長城などの絵の完成を目指した。
 この他、アクリル板に自由に絵を描いたり、木材を使って自分だけの作品を仕上げたり、子ども服をメインとしたリサイクルコーナーも出店されるなど、来場者は憩いの時間を過ごしていた。

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