【名寄】
風連中学校(石本義行校長)の齋藤周(あまね)さん(3年)は剣道で、遊佐莉空(りく)さん(3年)は卓球で中体連全道大会に出場する。
第45回北海道中学校剣道大会は、8月3日から江別市民体育館を会場に開催される。齋藤さんが出場する女子個人の部には65人が出場を予定し、トーナメント形式で対戦する。
全道大会出場者を決める上川代表決定戦で、齋藤さんは新人戦で優勝した相手に勝利し、予選リーグを1位で通過。決勝トーナメントでは3位入賞を果たし、初となる中体連全道大会出場を決めた。
齋藤さんは「予選トーナメントで全勝でき、うれしいというよりは驚きの方が強かったです。全道大会に出場できることはうれしいですが、1位、2位が2年生だったので、くやしい思いがあります」と振り返る。
全道大会での目標として、「初戦で毎回、本気が出せないので、最初から全力が出せるよう練習し、初戦突破を目標に頑張りたいです」と抱負。
一方、第54回北海道中学校卓球大会は、8月2日から稚内市総合体育館で開催される。個人戦シングルスには128人が出場予定。
遊佐さんは、美深町で開催された上川代表決定戦で、男子Cブロックを2位通過し決勝トーナメントへ。ベスト8入りし、全道大会への切符を手にした。中体連全道大会の出場は初めて。
全道大会に向けて、「上川代表決定戦よりも強い選手がたくさんいると思うので、1点でも多く得点を挙げられるよう頑張りたいです」と抱負。
それぞれの競技の魅力について、斎藤さんは「最初の頃は基礎練習が厳しいですが、力がついてくると試合でも勝てるようになり楽しくなる」。遊佐さんは「年齢、性別を問わず室内スポーツなので、いつでもどこでも練習できるところ」と語る。