鬼は外!福は内! つぼみ保育所で鬼追い行事 名寄市立病院サポートクラブ 今年も躍進会が協力

【名寄】

子どもたちが豆をぶつけて追い払った
つぼみ保育所の鬼追い行事

 2日は「節分の日」。3日には、名寄市立総合病院の院内保育所「つぼみ保育所」に鬼が現れた。所児たちは突然の鬼の登場に驚きながらも、勢いよく豆をぶつけるなどして節分行事を楽しんだ。
 同病院サポートクラブ(萬谷千絵代表)が、日本の伝統文化である節分行事を子どもたちに体験してもらおうと昨年から実施しているもの。今年も名寄躍進会鬼追い祭り実行委員会(奥田一巳実行委員長)に依頼した。
 所児たちが紙芝居に夢中になっている中、金棒を持った赤鬼と青鬼が、「ウォー、ウォー」と雄たけびを響かせて登場。所児たちは突然の鬼に驚きながらも、恐怖を吹き飛ばして勇気を振り、大きな声で「鬼は外!福は内!」と豆をぶつけて追い払った。
 怖い鬼の顔に泣き出して逃げ回る所児もおり、節分ならではの光景も見られた。
 所児たちが一生懸命に鬼を退治した後、福の神が登場。安心した表情に変わった所児たちの前で無病息災などを祈った。
 この日は躍進会(宮腰建一会長)の会員が中心となって2班体制に分かれ、鬼や福の神に扮(ふん)して、特別養護老人ホームや光名幼稚園など市内の約180事業所を回り、鬼を追い払い、無病息災、商売繁盛を祈願した。

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